こんにちは!らまです!
ブラック企業で働いた経験ありますか?
ブラック企業の明確な定義ってイマイチ分かりませんが、私が新卒入社した会社はブラック企業でした
真っ黒でした
闇よりも深い漆黒でした
私がブラック企業で一年間働いてみて感じたメリット・デメリットをお話しさせていただきます
ブラック企業ってどんな感じ?
入社してすぐ管理職
この時点でもう怪しい空気ですね
入社してすぐ管理職でした
給与は基本給10万円程、管理職手当5万円程でした
みなさんお察しの通り、管理職ですので残業代が出ません
これめちゃくちゃ辛かったです
思った以上に残業するのに、全く手当が入らないんです
ここで皆さんにお教えできるのは一つ
基本給が高いところに就職しましょう
「基本給10万円で手当がもろもろついて総額18万円です」
よりも
「基本給18万円です」
という会社を選びましょう
月残業140時間を超える
一ヶ月の残業時間が140時間を超える月がありました(毎月ではありません)
その月はお休みも貰えずただひたすら働いていました
酷い日は朝方の4時まで残業、一度家に帰ってシャワーだけ浴びてまた8時半に出社していました
当時の自分、すごい!褒めたい!笑
まーでも少し無理していたんでしょうか、ストレス性の胃腸炎になって救急車で運ばれました
救急車で運ばれるなんて、この時が人生で最初で最後です
ちょっとこの時の小話をさせてください
救急隊員の方々が担架を持ってきてくれたんですが、その時にはピークが超えていたので「歩けます」て答えたんですよね
そしたら一人の救急隊員の方が真剣な面持ちで「意識鮮明、歩行可能です」とトランシーバーに発信するものだから吹き出しそうになっちゃいましたよね
そんなこと言われるんだ・・・こんな優しくしてくれるんだ・・・
と謎に感動しました
自社商品を購入するノルマがきつい
よくある話だと思いますが、営業職ではなくても全職員が自社商品の販売のノルマを課せられます
そしてそのノルマを達成できなかった場合は、自分でその分購入するしかないんです
要するに自爆営業ですね
強制的に「自分で購入しろ」とは言われませんでしたが、そのような雰囲気ではありました
手取り15万程でこの仕打ちはきつかったですね〜
パワーハラスメントがすごい
個室で「お前のせいで管理本部がダメになっていってる!」と怒鳴られ、
社員全員が出席する大事なセレモニーの時に「お前は電話番をしろ」と一人事務室に取り残されるといういじめを受け、
入社一年目で仕事のやり方が何も分からない中、「こんなのも分からないのか!」と資料を破り裂かれ、(初めての仕事で)
3週間お休みをもらっていなかったので、「午後半休いただけませんか」と聞くと「ふざけるな」と一蹴される
そんな感じでした⭐︎
管理部門の私が「管理部門の仕事をしないで」と言われる
たくさん辛い思いをしても、一生懸命耐えて仕事をこなしていました
入社1年目にしては色々と頑張っていたと思います
スタートアップみたいな会社で働いていたので、自分でどんどん業務を整備していくのは楽しいとも感じていました
“もっと営業のみんなが働きやすい環境づくりを“
そんな風に仕事を試行錯誤していた中、社長から「管理部門は利益を生まない、管理部門も営業にまわれ」というお言葉をいただきました
なんのために、ここまで頑張っていたのか・・・
管理部門はいても意味がないと言われているようで、とってもショックでした
上司と呼べるような存在がいない中で頑張って、形のないものを形にしてきました
このことをきっかけに退職を決意しました
ブラック企業に勤めるデメリット
身体的・精神的にきつい
夜遅くまで残業することで体力は削られ、
毎日怒鳴られることでストレスはたまります
私は救急車に運ばれるくらい体調を崩しました
おまけに日頃のストレスのせいで夜中のビ○ルがやめられず、7キロ太りました
ストレス太りですね
今は当時の体重から8キロ痩せました
寿命縮んだんじゃないでしょうか
友人や恋人との時間がなくなる
友人と遊ぶ時間が取れなかったので、1年間大学の友人や幼なじみとは疎遠状態でした
これ悲しいですよね
まだ20代前半だったのに、友人達と夜に飲みにいくこともできませんでした(メリットの部分で後述しますが、同期とは行っていました)
もちろん恋人との時間もありません
私も夫も割とさっぱりしていたので、連絡もあまりとらなかったです
会ったとしても、会話が9割会社の愚痴!(私の)
当時の夫は会社の愚痴を延々と聞かされて、楽しかったのかな・・・(楽しいわけがないですね)今思い出すと申し訳ないです
これは意外と大きなデメリットなんじゃないでしょうか
仕事の専門性が身に付かない、成長スピードが遅い
慢性的な人手不足のブラック企業は多いんじゃないでしょうか
そうすると、どうしても新入社員に回ってくる仕事は雑用ばかりになってしまいます
さらに会社の方針が自分の考えが合っていないと、仕事に対するモチベーションが低くなり、仕事の効率も下がります
私の場合は上司と呼べる人がいなかったので、自分の成長の限界を感じていました
分からないことがあったらネットで調べたり、本を読んだりして対応していましたが、これでは成長スピードが遅すぎます
やはり仕事の能力や専門性を高めていくには、尊敬できる上司が必要です
そこからノウハウや知識を盗んで仕事を覚えていくことが“その仕事のプロになる“最大の近道だと思います
そう思った私は、軸を“上司のいる職場“にして転職活動を始めました
ブラック企業に勤めるメリット
同期との絆が深まる
共通の敵がいるとその仲間同士で団結して強くなりますよね?
その原理で、ブラック企業という共通の敵がいて、それに打ち勝つために同期全員の絆が深まっていくんです
会社に対する嫌悪感が強まれば強まるほど、同期の絆もそれに比例して強くなっていきます
当時はみんなでストレス発散のために飲みに行ったり、遊びに行ったりしていました
退職してもう5年近く経ちますが、今でも仲の良い同期が数名います
かけがえのない財産ですね
この仲間と出会えたことを考えると、ブラック企業に入社してよかったと思えるかもしれません
精神的にタフになる
・残業月140時間で残業代をもらえない
・過度なパワハラ
上記の経験は私を強くしてくれました
現在の就業先は5社目になりますが、他の4社で会社への不満を口にしたことはありません
残業も月50時間を超えることはありませんし、
パワハラもありません
基本的にどんな会社に行っても“ホワイト企業“だと感じます
もう天使の羽が見えるくらい真っ白です
一度ブラック企業を経験すると、ちょっとしたことではへこたれません
「今の状況はあの時よりマシ」とポジティブで打たれ強くなります
まとめ
いかがでしたか?
ブラック企業で勤めることはデメリットしかないと思われがちですが、私からするとメリットも大きかったです
しかし、ずっと在籍する理由はないかなと思います
自分の意思が尊重できない会社であれば、そのブラック企業を踏み台にして“自分が活躍できる場所“へ転職するべきだと思います
あと、体調に異変が起きたら、それはすぐ辞めるべきです
今回の記事が何か皆さんの参考になれば幸いです!
それでは!